75×75mmや100×100mmは、画面の大きさではない
エルゴトロンの選び方ガイドは、VESAの取付パターンとして75×75mmや100×100mmを挙げています。これは取付穴の間隔の話で、24型や27型という画面の対角線とは別です。同じガイドは重量と画面サイズの確認も別項目にしています。エルゴトロン:アームの選び方
比較メモには「27型・VESA対応」だけでなく、取扱説明書に載る穴間隔を残します。次にアーム側がその間隔に対応するかを照合します。穴があることと、そのアームの取付プレートを正しく使えることは同じではありません。
ねじの長さなどは型番ごとの指定に従います。この記事では、すべてのVESA対応モニターに使えるねじ寸法を示していません。
重量は最大値だけでなく、範囲で判定する
メーカーの比較表には、例えばMXVシリーズで3.2〜9.1kgという上下限付きの表示があります。すべてのアームを「上限以下ならよい」と同じ読み方にはできません。エルゴトロン:モニターアーム比較表
次は計算方法を示す仮想例です。実在製品の適合保証ではありません。あるアームの指定が2〜8kgで、ほかの条件はまだ確認していないとします。
| 取り付ける対象の質量 | 重量条件だけの判定 | 残る確認 |
|---|---|---|
| 1.5kg | 下限より0.5kg軽い | 対応品とは判断しない |
| 5kg | 2〜8kgの範囲内 | 穴間隔、取付条件、机、可動域 |
| 9kg | 上限より1kg重い | 対応品とは判断しない |
5kgの行も「取付可能」ではなく「重量条件を満たす」です。一つの条件を通過した段階で、全体の判定を終えないことが大切です。
質量の欄にスタンド込み・モニター部のみなど複数の数値がある場合は、実際にアームが支える構成と照合します。スタンドを外す予定なのに、箱を含む発送重量を使うと比較対象がずれます。追加品を含める範囲も、各製品の指定で確かめてください。
机への固定と、画面が動く空間も必要になる
エルゴトロンは、アームの机への取付方式として天板の縁を挟む方式と、穴を使う方式を説明しています。また、画面が大きいと下側の余裕や複数画面同士の干渉が問題になり得るとしています。机への取付方式、画面サイズと可動範囲
例えば、机の後ろに壁が近い環境で「画面を奥へ下げたい」なら、アームの最大の伸びだけを見ても希望がかなうか分かりません。折り畳んだ状態で必要な場所、固定位置、ケーブルの通り道も図面で確かめます。これは編集上の設置検討例で、壁から何cmあればよいという共通値ではありません。
購入前のメモを、判定済みと未確認に分ける
モニターの型番、取付穴間隔、取付時の質量、アームの対応範囲、机の取付条件を一枚にまとめます。未確認の欄を空白にせず「未確認」と書けば、型番を添えて問い合わせる内容が明確になります。
VESA一致と重量範囲内が分かっても、机の条件やメーカー指定が残るなら判定は途中です。逆に、どの条件が合わないのか分かれば、画面全体を買い替える前にアームの候補を見直せます。
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情報は2026.10.10時点で確認しています。価格・仕様・安全情報は変更される場合があります。