基本式は「Wh × 変換効率 ÷ W」
計画用の簡易式は、使用時間(時間)=バッテリー容量(Wh)×変換効率÷家電の消費電力(W)です。たとえば1,000Whを効率80%、100Wの機器で使うと、1,000×0.8÷100=約8時間になります。
80%はすべての製品に共通する保証値ではありません。負荷、温度、バッテリーの状態で変わるため、製品の取扱説明書に実効容量や目安があればそちらを優先します。
容量だけでなく定格出力も見る
Whは蓄えられる電力量、Wはその瞬間に出せる電力です。容量が足りていても、家電の連続消費電力がポータブル電源の定格出力を超えると動かせません。冷蔵庫やモーター製品は起動時に一時的な大電力を必要とすることもあります。
購入前は、家電の定格消費電力と起動時電力、ポータブル電源の定格出力と瞬間最大出力を同じ単位で照合してください。
- 扇風機・照明:連続Wを式に入れる
- 冷蔵庫:起動電力と断続運転を確認する
- 電子レンジ・ケトル:高出力のため定格出力を先に確認する
必要な容量を逆算する
使いたい時間が先に決まっている場合は、必要容量(Wh)=消費電力(W)×時間(h)÷変換効率で逆算できます。100Wを8時間なら、効率80%として約1,000Whが目安です。
複数の機器を同時に使う場合はWを合計します。冷蔵庫のように常時同じ出力で動かない機器は、定格値だけでなく稼働率を別に見積もると過大・過小計算を避けられます。
参考にした情報
情報は2026.09.20時点で確認しています。価格・仕様・安全情報は変更される場合があります。